カムイサウルス全身骨格

これまでの博物館は、むかわ町穂別地域から産出した化石を中心に、中生代後期白亜紀という恐竜時代の「海」の世界を紹介してきました。

今回整備する新展示棟では、唯一無二の恐竜化石カムイサウルス・ジャポニクスを中心として、恐竜時代の終わり頃(約7,000万年前)の「陸」の世界を紹介します。

カムイサウルス・ジャポニクスの実物化石や、北海道を挟んで隣り合っていたアジア大陸と北米大陸の恐竜たちについて、生命の歴史を感じられる展示を予定しています。

現在の博物館も、クビナガリュウ「ホベツアラキリュウ」やアンモナイトなどを紹介する展示棟として残ります。

さらに、これまでの穂別博物館を支えていただいた町民や町外の方々、発掘や研究に携わっていただいた研究者の方々も合わせて紹介します。

このように穂別博物館は、これまでの博物館と新たな展示棟を合わせて、「恐竜時代の海と陸」を紹介する博物館として生まれ変わります。

むかわ町穂別だからこそ描くことができる、地球と生命の物語をお楽しみに!