穂別博物館

これまでの博物館は、むかわ町穂別地域から産出した化石を中心に、中生代後期白亜紀という恐竜時代の「海」の世界を紹介してきました。

今回整備する新展示棟では、唯一無二の恐竜化石カムイサウルス・ジャポニクスを中心として、恐竜時代の終わり頃(約7,000万年前)の「陸」の世界を紹介します。

カムイサウルス・ジャポニクスの実物化石や、北海道を挟んで隣り合っていたアジア大陸と北米大陸の恐竜たちについて、生命の歴史を感じられる展示を予定しています。

現在の博物館も、クビナガリュウ「ホベツアラキリュウ」やアンモナイトなどを紹介する展示棟として残ります。

さらに、これまでの穂別博物館を支えていただいた町民や町外の方々、発掘や研究に携わっていただいた研究者の方々も合わせて紹介します。

このように穂別博物館は、これまでの博物館と新たな展示棟を合わせて、「恐竜時代の海と陸」を紹介する博物館として生まれ変わります。

むかわ町穂別だからこそ描くことができる、地球と生命の物語をお楽しみに!

カムイサウルスについて

カムイサウルス

カムイサウルス・ジャポニクスは、約7,200万年前に生息していた恐竜のです。ハドロサウルス科とよばれる、植物を食べていたグループに分類されます。

カムイサウルスの化石は2003年4月に穂別町(現在のむかわ町穂別)で発見され、その後の調査で穂別地域で初めての恐竜の化石であることが明らかとなったことから、2013年から2014年にかけて発掘調査が実施されました。

体積にして全身骨格の約7割の化石が採集された、日本の恐竜研究史上で最も完全な恐竜化石とされています。

研究の結果、新たな恐竜であることが明らかとなり、新属新種として学名カムイサウルス・ジャポニクス(Kamuysaurus japonicus:「日本の竜の神」という意味)と名付けられました。

リニューアル後の新たな展示棟では、カムイサウルス・ジャポニクスの実物化石を展示します。

世界にただ1つ、日本の恐竜研究史上最大の発見を、ぜひご覧ください!