後期高齢者医療制度について
これまでの日本の社会を支えてこられた高齢者の皆様が、将来にわたって安心して医療を受けられるよう、平成20年度から現在の制度が始まりました。
この制度は、現役世代と高齢者の皆様がともに支えあう仕組みとなっています。運営に必要な費用は、税金(公費)で約5割、現役世代が約4割を負担し、高齢者の皆様からも約1割を保険料としてご負担いただくことになっています。
支えあいのしくみ

後期高齢者医療制度で支払う医療費の財源は、約5割を公費(税金)で、約4割を若い現役世代の保険料で、残りの1割を高齢者の方の保険料でまかなわれる仕組みとなっています。
どこが運営しているのですか?
北海道後期高齢者医療広域連合が運営しています。
後期高齢者医療制度においては、都道府県ごとに、全ての市町村により「後期高齢者医療広域連合」を設立し、市町村と協力して運営することとされています。
北海道においても、道内の市町村全てが参加しています。
広域連合と市町村の役割分担
- 広域連合
- 保険証の交付
- 保険料の決定
- 医療を受けたときの給付
などを行います。
- 市町村
- 申請、届け出の受付や相談
- 保険証の引渡し
- 保険料の徴収
などの窓口業務を行います。
誰が加入するのですか?(被保険者)
次の方が対象(被保険者)です
- 75歳以上の方
- 75歳の誕生日から加入。手続きは必要ありません。
- 65歳以上75歳未満の方のうち、一定の障害のある方
- 申請し、北海道後期高齢者医療広域連合の認定を受けた日から加入します。
一定の障害のある方とは
- 国民年金などの障害年金1級、2級を受給している方
- 身体障害者手帳の1級から3級と4級の一部の方
- 精神障害者保健福祉手帳の1級、2級の方
- 療育手帳のA(重度)の方
※ この制度に加入しなかった場合、むかわ町が行う重度心身障害者医療費の助成を受けられなくなることがあります。
今まで加入していた健康保険は?
今まで加入していた健康保険からは脱退することになります。
- 脱退手続きについては、各保険者ににご確認ください。
- むかわ町国民健康保険の脱退手続きは不要です。
- 被用者保険から後期高齢者医療制度に加入する方の中で、扶養している方がいる場合は、国民健康保険または被用者保険への加入手続きが必要となりますのでご注意ください。
- 被用者保険って?
- 全国健康保険協会管掌健康保険や組合管掌健康保険、共済組合など、いわゆるサラリーマンの健康保険のことです。ただし、市町村の国民健康保険や国民健康保険組合は含まれません。
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