平成30年12月8日「穂別地区街並み歩きのガイドをしました」

 12月8日CBツアーズによる「むかわ町穂別博物館・穂別地区街並みと平取町の重要文化景観を巡るツアー」が行われ、穂別地区街並み歩きのガイドを務めさせていただきました。
  初めに穂別の玄関口「穂別橋」(平成6年竣工)を、ゲストの皆さんと歩く予定でしたが、ツアー前夜に雪が降り積もったため、バスの中からガイドさせていただきました。

ほべつばし
 鵡川に架かる穂別橋、変化をつけたデザインの欄干部が印象的です


 しもばしら
 前日の降雪前の朝、3センチ前後もあろう霜柱!

ちきゅうぎ

 進化の道(平成5年完成)へと続く、穂別橋の街頭のデザインは、クビナガリュウのイメージだそうです。街頭中央部にある地球儀のプレートは数種類あり、地球の誕生から現在に至るまで、大陸の移動する状況が見られます。

パンゲア

 穂別寄りの欄干には2億年以上前、地球の大陸がひとかたまりだったとされる頃の「パンゲア大陸」も見られます。さらに、進化の道へと続きます。


       いしづえ


 「進化の道」は穂別橋側の起点から、穂別唯一のコンビニエンスストア付近終点までの約900メートルの区間に、宇宙・地球の誕生、海の誕生、生命の誕生、恐竜の出現、北海道の過去から穂別の現在までを、42枚の説明パネルと、41枚のカラータイルを楽しみながら学習できる仕組みとなっています。(意図的に1枚タイルを足りなくしているそうです)メタセコイアの並木道をさらに進みます。

まちなみ2ティラノサウルス

   当日は、ほうきを携帯して、パネルと地面の一部の雪を払いながらお話ししました。(右側写真のタイルは、雪のない時に撮影しました)
 
 そして、「進化の道」中間地点の「ホッピー公園」に到着です。

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 子供たちに人気のステゴサウルス(写真左)と、ピラミッドの陰に隠れるティラノサウルスがお出迎え。(ピラミッドは噴水の保護カバーです、皆さん不思議がられていました)


 恐竜たちに別れを告げ、穂別のシンボルともいえる「ペップトのカシワ」にお連れしました。

かしわのき

 「ペップトのカシワ」は、樹齢900年とも言われており、ご覧のとおり素晴らしい枝ぶりです。これからも「ペップトコタン(穂別地区周辺)」の人々の生活を見守り続けていくことでしょう。

 今回は、雪景色の中での紹介でした。夏とは一味も二味も違う、街並みの散策にお越しください。なお、防寒対策は忘れずに!!


(by 恐竜隊員2号 佐藤)