平成30年11月14日「恐竜化石入門講座・もっと化石を身近に感じて」

本町穂別産の恐竜化石・海棲生物化石に関する恐竜入門講座を行い、穂別小学校に隣接する「放課後子どもセンター」で学童の子どもたち14名が参加してくれました。

nagaimokirinn
入り口では長イモのキリンがお出迎え


 今回の講座は、「北海道自然遺産」に認定されたむかわ町穂別産化石群のPRと、穂別産化石類を活用したクイズを出題する前半。

クイズ形式
クイズの答えを参加者から聞きだし、正解のカードがおまじない(手品により)により答えを表示します。


 後半は、私が穂別で見つけた化石(または岩石?)を持参して、見つけたときの気持ち。それが何の化石(または岩石?)なのか、わくわく感いっぱいに穂別博物館に持ち込み、学芸員により判断されるまでの話。

           
           手にしている小箱の中には・・・
箱入り
採集したアンモナイトのような岩石(箱の中の左側)と丸いノジュールなような岩石(同右側)



 私ができることにチャレンジしようと穂別博物館で、むかわ竜実物大レリーフの骨レプリカの一部を復元。その際にスケッチを楽しんだこと。

修復
子どもたちに、復元した骨レプリカ設置中の写真を紹介(平成29年11月掲載の日記をご参照下さい) 

      スケッチ
 子どもたちに好評だった、むかわ竜大腿骨のスケッチ。
 

 むかわ町子ども化石くらぶ(ハドロキッズチーム)の子どもも参加していますが、実体験の話をしたり、実際化石を取り出すと、まだ見たことのない化石類に興味津々。私との距離も近くなっていました。
 今回の講座を通じて子どもたちに、発見・学習することに加え、創作が出来ることにも気づいてもらい、地域資源である穂別産化石類をさらに身近に感じてもらえたと思いました。

(by 恐竜隊員2号 佐藤)