• 日時

    平成22年4月30日(金曜日) 19時から21時

  • 場所

    穂別町民センター 第2会議室(1階)

  • 出席者
    • 高橋金正(会長)・豊岡義博(副会長)・池田雄治・石山英子・田中波留美・高橋健一、中村正彦・藤崎寿・宮崎晴美
      (15名中9名出席)
    • 事務局
      • 岡田支所長・斉藤主査(地域振興課)

会長挨拶

本来であれば21日開催予定でありましたが、欠席者が多いということで本日に日程を変更して開催させて頂きました。ゴールデンウィークの最中の開催となり、お集まり頂きまして感謝申し上げます。仁和地区から選出されていた宮崎さんの方から体調が戻らないので辞任したいという申し出がありました。後任について早急に選出して頂き、充実した体制で今後の協議に臨んでいきたいと思います。今日はよろしくお願いいたします。

会議録署名委員の指名
宮崎晴美委員・池田雄治委員

1 報告

1-1 特色ある地域づくり事業について

事務局

別紙資料1から4まで一括して説明。

平成21年度の事業実績については議案の2Pにまとめてありますが、一般枠事業と特別枠事業の2本立てになっております。議案の3Pの方に補助金体系の説明がありますのでご覧下さい。一般枠事業は町内の任意団体から提出された事業計画について地域協議会が町からの諮問に応じて審査して交付決定に至るものですが、特別枠事業は、これまで旧町施策としてやってきたものを新町に引き継いで行くこととした事項や、地域協議会が重点的に取り組んでいこうと決めたものについて交付していくことになっております。具体例は2Pに戻って頂くと分かりますが、マザーズ事業やアリモリカップマラソン大会、町民運動会などの旧町から引き継いだものと、安心安全事業としての自主防災会議活動やマイカード普及活動など新規に地域協議会が手をかけて取り組んできた事業があります。一般枠事業の実績報告については、4P以降30Pまでに実績報告書の抜粋版を添付しておりますし、事前に議案配布しておりますので、説明を省略します。

1-2 質疑・応答、意見

委員

花いっぱい隊の景観マップですが、各戸に配布することにしましたが、ただ配っても関心のない人にはただのゴミになってしまってもったいないので逆にイベント時などに欲しい人が持ち帰れるようにすべきではなかったか。私も花いっぱい隊に役員として参加していたが、役員会でどなたからも発言がなく、戸別配布に決まってしまった。良いものができたので後から考えるともったいない気がしてきた。

委員

それはここでする話ではないし、いっぱい隊で決めることでないか。

委員

既に自治会を通じて配布されてしまっている。景観マップの内容からして、穂別景観宣言などの取組の紹介版ともなっているので、活動の紹介・普及する資料として全戸配布されたものと思われるので、その趣旨が活かされるよう願うのみ。町外への情報発信としては今後の課題として考えていけるのではないか。

支所長

400部ほどの在庫もあるし、つつじ・アスパラ春祭り等で配布することは可能。基本的には観光パンフは別途作成されているのでそちらの方の活用がメインとなる。一番は、花・緑いっぱい隊の取り組んできたことの紹介PRと考えている。

委員

先ずは活動を知ってもらうきっかけとなればということだと思う。

委員

内容的にも良くできていると思う。先ずは知ってもらうこと。今後に期待。

委員

老人クラブの花いっぱい活動だが、社協事業との重複はないか。

事務局

基本的には請求書・領収書で支出しているので、請求書・領収書が重複発行されていなければ重複交付はあり得ないと考えている。

委員

マイカード事業で容器の中に1枚しかカードが入っていなかったので、後から追加配布していたようだ。なぜそうなったのか。

委員

私の班では、配布時に必要な枚数を聞いて同時に配布していた。用紙ばかりではなく2世帯住宅もあるので、場合によっては2個容器を配布するところもあった。配布時の注意点として、その辺のことは指示されていた。

委員

それは多分に配布する人の問題。そういう説明をしながら配布するように指示されていた。その通りやったかどうかという自治会側の問題。今後カードの更新運動もあるのでその辺についてはまた連絡されていくことになると思う。

2 その他

事務局

和泉小学校を活用した木育事業ですが、北海道出身の京都の方から活用計画書の提出があり、まだ最終的な町長の決裁は戻ってきていないが、その方に決まる公算が強い状況となった。早ければ5月中にその方が和泉に入って来る可能性があり、皆さんで見守って頂きたい。

2-1 質疑・応答、意見

委員

それは良い話。皆さんもご支援頂きたい。

委員

地元の豊和連合自治会等で歓迎の動きをするべきではないのか。せっかく来て頂いた方を歓迎しないと後へ続かない。

委員

私はもう連合自治会はやっていないが、まだ正式に決まっていなく、自治会等へ話しが行く段階ではない。事前の説明があってその方向性については地域に説明があったが、その後の話は今回が初めて。今後はそうした話が出てくるのではないか。当面は1人でも、その後に続くこともあり得る話。とにかく期待している。

委員

受け入れ時の最初の印象が重要。初めて来られた方は、やっぱり不安感が強い。その時の交流が後々になって重要になってくる。

委員

周りの支援活動として森林組合も重要。今後色々な支援体制がとられていくことと思う。期待している。

3 議事

3-1 住民意識調査について

事務局

前回の会議で、地域協議会と住民意識の差についてアンケート調査を行ってはどうかというお話になったので、早速木曽町の例がありましたので添付させて頂いた。実は、むかわ町で総合計画を今年度中に策定することとなっており、地域協議会が策定審議会の役割も担うことが考えられています。そこで、木曽町がそうであるように、住民意識調査を行って施策・計画づくりを行うことが一般的な流れとなっていることもあり、その辺を前提にしながら、内容的に重複しない調査とするのか、或いは、合わせて総合計画づくりの資料となる調査の中に地域協議会としての調査項目を入れていくのか、その辺の協議を行う材料として今回添付させて頂いた。決して調査をすることもその内容も決まっているわけではなく、あくまでもそういう流れのイメージとしてご理解を頂きたい。

3-2 質疑・応答、意見

委員

民生児童委員協議会に出席した町長からの挨拶の中で触れられていた。この先10年のまちの総合計画を作ると言っていた。

委員

どのようにアンケートをとるのか。年寄りばかりでこのような中身のあるアンケートは無理ではないか。聞き取り調査が必要。

支所長

かつては地域担当制もとっていたので、情報収集できた。そうした体制をとらなければ高回収率は期待できない。アンケートの内容は、両地区に共通するものと地域別課題に着目した課題に整理する考えも必要。地域計画として全く別々に作って合わせるという考えもある。その辺の具体的な考え方はまだ決まっていない段階。6月補正で決まっていくので5月中には方向性が出るはず。

委員

総合計画を作るためのアンケート調査は十分に考えられる。地域協議会がしようとしているアンケートを別々に行うと当然重複してくる部分もあり、一つ終わったと思ったらまたかという反発は出てくる。できるのであれば共通してやってみるべきではないか。

支所長

共通部分と独自部分の整理ができればよいと思う。

委員

ここでは中学生のアンケートも実施しているが、大変興味深い。これからのまちを担う中学生へのアンケートは行うべきではないか。

委員

ここのまちに高校があるかどうか分からないが、高校生へのアンケートも有りかなと思っていた。むしろ高校生の方が現実的な答えが出てくるのではないか。

支所長

本来はこうした調査も含めると2年間かけてやるもの。それを1年間でどうやってやるのか見通しはできていない。これまでの4年間は建設計画をまちづくり計画に読み替えてやってきた。それは旧町の施策の延長線上の考え方。これからは新しいまちとして新たに考え進めていくもの。

委員

総合計画のためのアンケートを何時行うのかが重要。直ぐにでも実施されるのであれば、今この協議会が悩んでいる地域課題の優先順位もはっきりしてきて協議が進むが、これが遅いとそれまでの間、協議が間延びする可能性がある。

支所長

他所から見た目というのも当を得ているので、ふるさと会からの意見聴取もあっても良いのではないか。

委員

昨日クラス会があって、120人の内40人くらいが集まった。卒業してから55年経つが、ふるさとの話題で大変盛り上がった。確かに故郷を離れてからも関心を持って見てくれている。

委員

穂別地区の疲弊感は鵡川地区より大きいはずなので、穂別地区で先行してアンケートすべき。先ずは不満をきちんと聞くことから始めるべき。そして、それを乗り越えるために何に取り組んでいくかを問うていくべきではないか。

委員

総合計画の事前アンケートみたいにやってはどうか。

委員

どうしても行政がやると住民意識がそこまで行っていなくても、そこまでを含めた幅広いものになってしまう。確かに必要な視点なのかもしれないが、もっと住民に身近な範囲の的に絞った調査をすべき。そうしないと内容の薄いものしか出てこない。行政側のアンケートを何時考えているのか。そのタイミングが重要。

支所長

内容分野別に考えて一番答えやすいところに絞って回答してもらうことだって考えられる。やり方・内容はどうにでも考えていける。

委員

内容的には、今更「合併してどうか?」という質問は不要。これからのことを考える内容にすべき。

委員

各施策の満足度調査はおもしろい。必要だと思う。

委員

こうしたアンケート調査になれていないので、まず皆さんでこの木曽町のアンケートに答えてみて、それがどういうものか体験してみてはどうか。そうするとこの調査の良い点やむかわ町に合わない点などが見えてくるのではないか。

委員

大変貴重な意見が出ました。色々な意見も出ましたが、まちのアンケート調査の方向性が見えないと議論し辛い面もあるので、今回、木曽町のアンケート調査に委員皆さんが回答してみて、次回以降協議会で検討していくこととしてよろしいか。その頃には方向性も出てきているかもしれないので、とりあえずやってみることとしたい。

今日欠席の委員さんにも周知して次回協議会の5日前までに事務局まで提出することでやって頂きたい。

3-3 穂別地区景観形成事業について(追加)

事務局

当日追加提案議案としてお手元にあるかと思いますが、先ほど特色ある地域づくり事業の平成21年度実績についての説明のところで特別枠事業についてお話ししましたが、今年度事業として花・緑いっぱい隊から原氏からの叙勲記念寄付を原資にした桜の並木づくりについての事業計画が提出されましたので、実施時期も迫っていることから、昨年までの一般枠としての景観整備事業ではなく、地域協議会の協議承認を得て特別枠(90万円)で事業実施していけるようにいたしたくご協議を頂きたい。なお、一般枠事業については、昨年からの継続事業のつつじとアスパラの春祭り事業とのびのび療育事業、そして、同じく花・緑いっぱい隊のこれまでの花いっぱい活動事業について提出されておりますので、5月の協議会で審査して頂き、交付決定していくことにしたい。なお、この植樹はきっかけであり、今後毎年少しずつでも植樹活動を行っていくものです。

3-4 質疑・応答、意見

委員

90万円使って植樹をすることは良いが、その後の管理をどのように考えているのか。

支所長

今回この植樹を行うための打ち合わせを行って改めて分かりましたが、幼木を植樹して最低3年間は下草刈りなど手をかける必要があるそうです。成木になるとそれほど手はかけなくて良いそうですが、そういう意味で3年間は花緑いっぱい隊として手をかけていくこととしていきます。

委員

有森ロードもあるが、どうも堤防は成長が悪い。原因は分かっているのか。

支所長

有森ロードも色々な工夫をしてきたようだが、結果としてはあまり良くない。今回はそうしたこともあってフラワーマスターと相談して、筋切り状態に客土を行い、根株も低くならないように盛り上げる形で植樹するようにしたい。

次期開催日について

次期協議会は、5月20日(木)の午後7時からとします。