- 日時
- 平成21年8月17日(月)19時から20時50分
- 場所
- 穂別町民センター第2会議室(1階)
- 出席者
- 池田雄治・石山英子・上野喜博・小林朋導・田中波留美・高橋金正・高橋健一・中村正彦・中村則彦・藤崎寿・三上千江子・宮崎晴美
- 山口町長
- 事務局 岡田支所長、斉藤主査、丹治主任
- 事務局より
-
只今から、第2期第1回地域協議会を開催いたします。
まず、委員の皆様に、町長から委嘱状をお渡しいたします。
- 委嘱状交付
- 出席者12名に対し町長より委嘱状を順次交付。
- 委員紹介
- 事務局より
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それでは、会議開催にあたりまして、町長からご挨拶申し上げます。
町長挨拶
お晩でございます。夜分、公私ともにお忙しいなかご参集頂きましてありがとうございます。只今、第2期委員ということで、合併後3年を経て、新たな3年間の委嘱をさせて頂きました。皆様には快くお引き受けを頂き感謝申し上げます。
合併により区域も大きくなり、それまでに培ったコミュニティや自治としての地域の声が届かなくなってしまうことの懸念があり、自治区を設定して、地域協議会を組織しております。合併は行革でありますから住民の声がきちんと届いているかどうかが重要であり、特に穂別地区においてはその重要性は大きくなります。そういった意味で究極のボランティアとしてお願いすることとなります。合併後、国の制度を活用しながらお互いに手を取り合って歩んで来たわけですが、これからますます厳しい状況になることも予想されております。2町の合併はお互いに100年以上の歴史を持っていましたから、融合と言うにはまだまだ時間がかかることは否定できません。しかし、自主財源に乏しいまち同士の合併ですから行政のスリム化は避けて通ることのできない課題であり、委員の皆様にはこれから3年間ご苦労をおかけしますが、皆さんの特段のご協力を頂きたいと思います。
私としては、4年任期の最終年を迎え、合併の検証というのも議会から求められておりますが、一定程度の成果を収め、今後の4年から5年目が大きな課題解決に踏み込まなければいけない時期と考えています。また、横山副町長が任期を残して退任された結果、岡田を支所長にいたしました。これからもよろしくお願い申し上げます。
議事
- 事務局より
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それでは議事に入ります。むかわ町地域自治区の設置等に関する条例第8条第2項ただし書きの規定により、委員選任後最初の会議は町長が招集することとされておりますので、会長等が選任されるまでの間、町長が議長を務めさせていただきます。
会長及び副会長の互選について
- [町長] それでは、議題1の会長及び副会長の選出を行いたいと思います。条例第6条第1項の規定では、会長及び副会長は委員の互選によるとされていますが、いかがいたしますか。
- [町長] 他に意見はありませんか。意義なしとの声。
- [町長] それでは次にお呼びする方に選考委員をお願いします。池田委員、石山委員、中村則彦委員、三上委員、宮崎晴美委員の5名に事務局から1名付きますので別室にて協議願います。よろしくお願いします。
暫時休憩
- [町長] 選考委員会が終わり、報告がありますので、選考委員長の中村さんから報告お願いします。
- 選考委員長となった中村です。選考委員会で協議した結果、会長には高橋金正さん、副会長には豊岡さんにお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
- [町長] 選考委員会からの推薦がありました。皆さんよろしいですか。
各委員から拍手。
- [町長] それでは、会長には、高橋金正 さん、副会長には、豊岡義博 さんと決めさせて頂きます。
- [事務局] 会長・副会長が決まりましたので高橋会長から一言抱負をお願いいたします。
会長挨拶
- [会長] 全く初めてですので、1期目から引き続き委員となられた方からの助言を頂きながら、できることから手がけていきたいと思います。
2期目ということで、各層、各団体の声を聞きながら地域の課題に取り組んでいきたいと思います。会長として、皆さんの話をまとめることに力を注ぎたいと思います。
- [町長] それでは、以後の進行は会長にお願いします。
制度概要・経過説明
- それでは議事に入ります。(3)地域自治区について、(4)地域協議会についての二つについて関連がありますので一括して事務局から説明してください。
地域自治区について・地域協議会について
別添資料により事務局から説明
- 事務局より
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資料、「地域自治区及び地域協議会について」をご覧下さい。
1ページには、合併は究極の行政改革とも言われ、小さな政府を目指さなければいけないこと、そのために、行政・民間・地域の役割分担を再編成しなければいけません。旧町でのまちづくりを活かし、特徴的な取組みを引き継ぎながら新たなまちづくりにつなげていく活動が地域協議会に求められています。
地域協議会の役割は、地域課題の検討、地域住民との協働推進、住民主体の地域づくり実現とされており、その穂別地区の事務局が穂別総合支所となります。
3ページには、地域協議会の概要、定数や役割、審議事項、意見聴取事項などが説明されています。4ページには更に詳しく記載されていますが説明は省略します。
5から6ページには、原則無報酬であり、町からの諮問事項を協議する会議のみ報酬が支給され、これまででは、年に3回程度が報酬の支給される会議となっております。また、会議は会長が招集しますが、委員の4分の1以上の請求でも開けること、会議は定数の2分の1以上の出席がなければ成立しないことが書かれております。せっかく出席した委員さんに迷惑をかけますので、必ず事前に欠席報告をするようにお願いします。
7から8ページには、今まで説明したことの条例がありますが、重複しますので省略します。
10から13ページには、会議運営要領、会議傍聴要領があります。いずれも第1期委員が決めたものですが、皆さんで改正が必要と考えるならば随時改正することができますので取り上げてください。例えば会議録の作成について第7条にありますが、そこまで必要かという考えであれば改正することはやぶさかではありません。
14から15ページには、第1期委員からの地域協議会に対する総括的な意見が書かれております。制度自体は良いものだが、地域と協議会の距離を縮めること、委員数は、第1期の実績で、平均10名弱の出席者数であったこと、うち過半数ぎりぎりの7名での開催が5回あったことから、15名では少ないとの意見、第1期委員の検討の上に立って次の展開を進めて欲しいこと、より良い協議を進めるために、委員間の懇親を深め、意見の出やすい雰囲気作りや、夜の会議で出席し易い日程に心がけるなどの意見、景観言や花いっぱい隊の活動をこれからも支援していくことなどの意見が寄せられております。景観宣言等については、24ページに載せてありますので後でご参照下さい。
16から22ページには、第1期委員の協議実績についてまとめてありますので、参考にしてください。
23ページには、穂別地区の目指す姿としてまとめたものを載せてあります。「自然と笑顔あふれる美しいまち穂別」をキャッチフレーズにして、それぞれの施策を進めていって欲しいというものです。以上で雑ぱくですが、説明とさせて頂きます。
それでは質疑に入ります。何かありませんか。
質疑応答
- 23ページの目指す姿は、今後色々と検討するためにももう少し聞いておかなければいけないことあるが、これから随時やっていくということで良いのか。また、花いっぱいコンクールは2回目をやるのか。
- [事務局] どういうものを取り上げ、どう進めていくかはこれからの皆さんの意見で決めていくこと。花いっぱいコンクールは、まだ地域に認知されていないので、審査委員会でも、応募方式ではなく、どんどんこちらから出向いていって審査する方式で検討している。しかし、9月に予定していたが、長雨の影響であまり花が良くないとの話もあり、これから花いっぱい隊で検討する。
- 29ページについての説明はないのか。
- [事務局] 29ページは両町のまちづくりの概要についてH18年の地域協議会で説明したものに、一部穂別部分の資源で漏れていたものを追加したもの。あくまで両町のこれまでの取組みの違い・特長として参考にされたい。
- 23ページに○○付近で大麻の抜き取りとあるが、そんなのがあるのか。
- [事務局] 大麻は至る所である。先日も○○で大麻があると札幌の道警に通報があり、町民課に連絡があったところ。町民課で抜き取り処分している。
- [事務局] 野生のものと言うよりは以前麻を取るために栽培していたものが野生化したしたものらしい。現地で抜き取り焼却処分すこととなっており、持ち運びは禁止されている。現在でも時々発見され処分している。
- 16ページに「町民センター」「診療所」について課題として協議されているがどんなことか。
- [事務局] 町民センターというのは、合併後職員も本庁通勤となり、空きスペースが出てくるがどんな活用をしていくかということ。各サークル活動の展示スペースをという話も出ていた。診療所は新しい診療所を建設してその後の待合所等のコミュニティとしての有効活用や地域医療のあり方、支援の仕方等協議されたと思う。
- 病院の待合室をお年寄りのサロン的な利用もできるようにという話があった。診療所はこの地域にとってとても大切な施設なので関心が高い。その後音沙汰もなくどうなったのか。現在の色々な問題もあって、救急車の音が聞こえるたび、以前とは異なり、今日はどこまで転送されるのか考える等不安な思いが募っている。
- 診療所問題については大変大きな問題だが、今ここで個別課題について具体的な議論をする段階ではないので、その辺は後日の会議で課題として取り上げて欲しい。
- [事務局] 穂別支所の管理職が全てこの地域協議会の事務局役を担っている。詳細については、その日の課題に関連する担当課の課長が随時出席するのでその時にご質問頂きたい。そういう意味からも次期会議での課題をある程度絞ることが必要。
- わかりました。
- この会議を年間でどう進めていくか、或いは年次的にどう進めていくかの大枠的な考え方あるのか。
- [事務局] 基本的には毎月1回ペースで考えているが、3年経過してみて重たすぎるとの声もあった。そうなると年に6から7回という話もあったし、逆に課題によっては集中的に協議する必要も出てくることも考えられる。協議課題については、第1期の積み残しもあるし、今出されたようなことについて進めるということでも良い。
- これからの協議の計画は次期会議で示されるということで良いか。
- それでは、時間も経過しておりますので(5)のその他に入ります。事務局から何かありますか。
その他
- [事務局] 本日お配りした「むかわ町地域公共交通総合連携計画の概要」をご覧下さい。資料にもあるように両地区地域協議会から「むかわ地域公共交通会議」委員が地域住民代表として選出されております。鵡川地区からは副会長、穂別地区からは前委員の山口郷さんが選出されておりましたが、新任期にあたり、新委員の選出をお願いします。また、会議を円滑に進めるためにできるだけ議案を事前送付する形(一部となることもある)としたいので次期開催日についてご提案頂きたいと思います。内容については今後の進め方とさせて頂きます。
- [事務局] 地域公共交通会議はこの10月にダイヤ改正を控えており、今月中にも会議がある予定。通常は年に2から3回の会議を行うが日中に鵡川で開催されている。よろしくお願いします。
- [町長] 事務局案ないのか。
- [事務局] 日中も動ける人、交通弱者の代表ということも考えると自婦連代表の石山さんが適任かと思うがいかがか。
- それでは地域公共交通会議委員は石山さんにお願いしたいと思います。
- 何もわかりませんが私で良いのか。
- [事務局] みんなわからないのです。わからないことは説明しますのでよろしく。事務局も町民課の阿部主幹が持っているので必ずこちらから出席しますから乗せていくこともできます。
- わかりました。それではよろしくお願いします。
- 次期開催日について協議いたします。9月は各地域でお祭りがあったり、後半には稲刈りも始まります。何時頃がよろしいですか。
- 後半になると大変。前半で決めて欲しい。
- それでは、9月8日の午後7時からとし、内容については今後の進め方について協議することとします。
他に委員の方から何かありませんか。なければ、新たに支所長となりました、岡田支所長から一言ご挨拶をお願いします。
- [岡田支所長] まずは、皆さん、第2期委員をお引き受け下さいまして感謝申し上げます。
任期は3年ですし、大変ご苦労をおかけすることもあるかと思いますが、高橋会長を筆頭に是非頑張って頂きたいと思います。 私は横山副町長の退任に伴い支所長となりましたが、横山副町長とは能力も権限も大きく違いがあり、同じようなことはできません。
しかし、穂別地域のため、地域の資源を活かし、特色ある地域づくりに皆さんの力を借りて推進していきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
- それでは本日の会議をこれで終わります。皆様お疲れ様でした。