日時
平成21年12月17日(木曜日) 18時30分から20時10分
場所
穂別町民センター 第2会議室(1階)
出席者
高橋 金正(会長)・豊岡 義博(副会長)・石崎代里子・石山 英子・上野 喜博・小林 朋導・田中波留美・高橋 健一・中村 正彦・三上千江子・宮崎 晴美(15名中11名出席)
事務局 岡田支所長、斉藤主査、丹治主任(地域振興課)

開会挨拶

お疲れ様です。回数はやっと5回目となりました。これまで色々協議してき たが、今、上下水道料金の説明会でマイカードの説明も行われているが、前回協議した緊急 医療用情報の普及活動を進めるマイカード普及会が設立され、活動が始まったところ。後で 説明もあるが、この協議会からも参加しており、よろしくお願いしたい。本日は、会議 終了後、懇親会もあるので、迅速に協議をお願いしたい。よろしくお願いします。

※ 会議録署名委員の指名 小林朋導委員、高橋健一委員

報告

(1)マイカード普及事業について 事務局より説明

前回の会議で特色ある地域づくり事業の特別枠での採択が決められた緊急医療情報マイカードの普及事業について、風間会長から補助金交付申請書の提出があったので報告します。11月27日に設立総会が開かれ、地域協議会から6名、町民有志から6名、民生児童委員協議会から1名、そして行政の各関係機関が事務局として参加して運動を進めることが決まり、会長には風間博美氏、副会長には地域協議会から豊岡さんが選ばれた。規約、事業計画・予算については書かれているとおり。12月中に保管容器とカードを作成して自治会を通じて配布する。趣旨PRについては、今週から始まった上下水道の説明会にお邪魔してPRしたり、情報端末でもPRしている。33万円の助成を得て活動する計画となっています。

質疑・意見等

質問・意見なし。

(2)特色ある地域づくり事業の実績報告について 事務局より説明

今回報告する2つの事業については、今年5月に特色ある地域づくり事業の一般枠に事業採択されたもの。

  1. ほべつ道民の森つつじとアスパラの春まつり事業について

    ほべつ道民の森つつじとアスパラの春まつり事業については、別紙資料2の実績報告書のとおり。106万円の支出に対して50万円の助成。5Pには、入り込み実績が載っていますが、9日間で2千人超の入り込みとなり、1日平均で230人程度、体験館等各施設への波及効果も3割以上UPした。7Pの要望書については、つつじ山公園についてもっと長期的な目で見た投資を要望する内容となっていますが、花陰会長から山口町長に直接要望したが、明確な答えは出なかった。来年以降も継続して取り組んでいく予定とのこと。

  2. のびのび療育体験事業について

    のびのび療育児業については、6月27日から28日の2日間にわたってキャンプ場を中心に延べ156人の参加により行われたもので、カヌー体験や、模擬店キャンプファイヤー、記念植樹、やまべ放流などを行ったものです。45万円超の予算で内35万円の補助金が交付されております。アンケート結果等については事前に送付してありましたので省略させて頂きます。

質疑・意見等

質問・意見なし。

(3)その他について 事務局から報告

  1. 重点予算の公表について

    (支所長)前回の会議の時に、次回には重点予算の説明をするようお話ししておりましたが、今年はそのとりまとめが行われず、先日の12月定例会でも議員説明されなかったためお示しすることができませんでした。これは、来年4月に町長選挙が控えているため、新年度予算が骨格予算となることによります。これまで通常年と同じように実施計画のヒアリング等事務は進められておりましたが、結果としてとりまとめられませんでした。おそらく選挙後の6月定例議会か5月に臨時議会を開いて提案されることになると思われます。ご了承頂きたいと思います。

  2. 上下水道の料金改定説明会について

    (事務局)今週から穂別地区で上下水道の料金統一改訂の説明会が行われており、マイカードの普及PRのため行ってきましたので報告します。14日(月曜日)には富内地区で7名、15日(金曜日)には稲里地区で1名、昨日16日(水曜日)穂別地区でも1名、本日17日(木曜日)豊和地区では6人という大変低い参加状況でした。

    • 本当は参加して質問する予定だったが、勤務の関係で行けなかった。自宅はどういう訳か25mm口径で接続されているため、大幅アップとなる。使っている水量で行けば13tだから13mmでも大丈夫と聞いたので、口径変更しようと聞いたら、一旦25mmで付いているとメーターが8年償却で計算されているため残額も払えと言われた。とても納得できないと言ったら、説明会で回答すると言うことだった。好きで25mmを付けたわけでもなく、容量的にも13mmで十分なのに納得いかない。
      • (支所長)穂別は当時水圧の関係もあり、そういった問題が若干ある。それにしても一般家庭で25mmは大変珍しい。メーター使用料については、そうなっていないような説明もしていたので再度ご相談頂きたい。
    • 100t超過料金が上がり、事業所全体では月額で30万円くらいも上がる。
      • (支所長)以前は減免等あったものもなくなったり、色々な面で改訂となっている。鵡川地区は殆ど13mmなので殆ど問題ないが、穂別は色々ある。ご相談されたい。
  3. 映画「いい爺いライダー」NHK全道放映について

    (事務局)映画「いい爺いライダー」がNHK総合テレビで全道放映されることとなった。12月27日(日)午前10時5分から11時48分までの2時間弱の間に、映画のノーカット版と以前に放送された「にんげんドキュメント」を新しい映像も加えて再編成して放映するようです。是非ご覧下さい。

質疑・意見等

質問・意見等なし

議事

(1)特色ある地域づくり事業について

(事務局)別紙資料の4になります。銀河鉄道の里づくり委員会からの銀河鉄道の里補修整備事業については、報告事項でもありましたつつじ山アスパラの春まつり事業等と同じく今年5月の協議会で採択頂いていた事業でしたが、その後の国の経済対策での対応も検討されたため、事業凍結をしていたものです。結果として、経済対策では採択されなかったため、冬でもできる看板整備について事業変更して取り組みたいとの変更承認申請がりましたのでご審議頂きたいと思います。中身的には、駅舎屋根等の補修ペンキ塗りから駅舎案内看板等への製作取り付けをするように変更されたものです。この看板は3年ほど前に駅横に付けてあったものが盗難にあったものと、駅名看板が壊れたため作り直すものです。金額は8万4千円となっています。よろしくお願いします。

質疑及び主な意見

  • 少し本題からそれますが、特色ある地域づくり事業の予算枠はどのくらいですか。
    • (事務局)毎年200万円ちょっとです。1事業50万円の上限があります。
    • (支所長)全体としては500万円枠ですが、特別枠事業でやっている分もあるので200万円程度となります。厳密に言うと、200万円で余った分は後年度で使えるようになっていますが、予算枠としては毎年500万円で一旦措置されています。
  • 内容的には問題ないと思われます。
  • 承認します。異議なし。

(2)今後の協議方法について

  • これまで、公共施設のあり方や観光関連のイベントについて説明を受け協議してきましたが、これからどう進めていったらよろしいか、ご意見を頂きたい。体験館がなくなる。本当になくして良いか、色々大きな問題につながっていくのではないか。
    • (支所長)無くすのか、はたまた変えていくのか、その辺の結論を地元として決めていくことが大事だと思っている。しかし、期待されている地元への波及効果が今も見えない。地元が活用していく発想がなければ波及効果はない。そこで、「先ず無くす」という結論を出して、それから、無くすとしたらどういう問題があるのかなど検討することはどうか。どうも、そういう危機感がないからいつまで経っても盛り上がらないし、意見が出てこない。中途半端なままとなっている感じがする。
  • 無くなったら穂別に何があるかという意見もあった。
    • (支所長)体験館としてはなくなっても、穂別の体験拠点として考えられる。今色々な取り組みが評価されており、化石クリーニングも好評だし、各種イベントや木育などの活動拠点としても有望である。中村邸でもただ開けているのではなく、お茶や食事を提供する、例えばそばを出すなどしていくと、そこにいる年寄りも活きてくる。まだまだやれることがあるのではないか。やることをやってから結論を出すことも考えられる。
  • 答えを出さなければいけないタイムリミットはもう近いのではないか。それにしても、住民サイドは無関心だ。
  • 住民が普段使っている施設でないから意見が出てこない。しかし、赤字を続けていける時代ではないことも明らか。
  • 体験館の屋根は穂別市街に入る時に直ぐ目に付く。何とか活用すべき。
  • 体験館は五感を使った体験ができないから、今時ではない。
  • 収支的にはどこにもプラスになっていない。もう待ったなしの状況。
    • (事務局)体験館についてはこれまで検討してきたことをそのまま繰り返しているだけで、判断材料が揃ってから又論議頂きたい。今ここで検討して頂きたいのは、公共施設のあり方を考えていて、この地区のまちづくりの柱がはっきりしていないのにその施設が必要かどうかを判断できるかということ。この地区をどうした方向で考えていくかの柱を決めていかないとそうした検討ができないではないか。
  • 合併を経て、そうした特色が消えつつある感は確かにする。自治区としての方針・考え 方を持つことは良いことではないか。
    • (支所長)本来は、新まちづくり計画を作る時期に入っている。そのまちづくり計画の中に地域計画というのがあって、そこに地域協議会が参画してやっていくべきと考えていたが、どうもその動きがまだ見えてこない。今のままでは現行踏襲のままで、新しいまちづくりには向かっていけない。
  • それは是非やるべき。鵡川で色々な式典とかあって出席するが、どうも穂別が無視され ている感じがする。地域協議会はそうした地域の意見を反映するために作られたと思っ ていた。
    • (支所長)人間健康宣言のまちづくりは継承されることにはなっているが、実態としては見えてこない面がある。今色々と相談をさせて頂いている方からは、「木育宣言」をするよう進められているが、今の段階ではそうした地盤がない。地域協議会の中でその位置付けをして頂ければ自治区として宣言していけるかも知れない。
  • 穂別はやっぱり森林とメロン。
  • 鵡川では穂別がこれまでやってきたことがことごとく否定されてしまう。穂別地区住民としては、みんなが穂別は無視されていると思っているのではないか。
  • 住民意見をいかに引き出していくかが我々の仕事の一つ。
    • (支所長)色々なイベントをして疲弊感があるが、本来は、潤えば疲れないはず。
  • 木育で行くと、町有林の活用があり、雇用も生まれる。そうした方向で考えるべき。
    • (支所長)国が唱えるエコも大きく取り上げられているが、結局はお金が大企業に流れるだけ。これまで日本の地域や産業を支えてきた中小企業や地方にはお金が流れてこない。
  • 穂別の森林はきちんと手を加えてきているので循環型をやれるが、鵡川では目先のお金だけで進めるから結局お金が無くて木が植えられない。組織も力がない。人工林ほど手を入れないとだめになる。手を入れないぐらいだったらやらない方がまし。
  • コンパニオンの評判良かったようだが、体験館の結論を出すときにはコンパニオンの意見を聞きたい。
    • (支所長)サイエンスガイドは色々な人から好評。体験館の案内ばかりでなく色々なガイドをすべきとの話もあった。しかし体験館が無くなってもサイエンスガイドを置けるかといったらそれは困難。
  • それぞれこの1年を締めくくり考えて頂きたい。課題処理にばかり追われていると大変だし、全体が見えなくなってしまう。その辺のことを考えて来年の会議でご提案頂きたい。今日はこの辺で終わりたい。

その他

(1)新年交礼会の出席について

  • (事務局)新年交礼会について案内が来ておりますので、この場で参加できる方は報告頂きたい。まだ決まっていない方は、22日が報告期限となっていますので事務局まで報告頂きたい。
    • 私は出席する予定です。
  • (支所長)私も出席しますので、ご一緒しましょう。

(2)次回の会議日程について

  • (事務局)鵡川地区との合同会議も予定されているが、鵡川地区の第2期委員の立ち上げ会議が1月になりそうとのこと。そうすると合同会議は2月か3月開催となる予定。
    • 1月の後半でやりましょう。そして合同会議の月はお休みとしてはいかがか。
    • それでは、次期会議については1月27日(水)午後7時00分からとします。 内容については、本日の続きの部分と他に何か要望ありますか。
    • 木育関係についてもう少し情報を頂きたい。
  • 本日はお疲れ様でした。