日時
平成21年9月8日(火曜日)19時から20時50分
場所
穂別町民センター第2会議室(1階)
出席者
高橋金正(会長)・池田雄治・石崎代里子・石山英子・上野喜博・田中波留美・高橋健一・中村正彦・中村則彦・藤崎寿・三上千江子・宮崎晴美 (15名中12名)
事務局:岡田支所長、斉藤主査、丹治主任
傍聴者:なし

開会挨拶

高橋会長

定刻を過ぎましたので第2回協議会を始めます。豊岡委員と宮崎(豊)委員から欠席報告がありましたので、あと2名の出席予定となっておりますが、現在11名で開催定数に足りておりますので会議を始めます。まず、会長からの挨拶となっておりますが、あまり挨拶は得意でないので簡単に終わらせて頂きます。

第1回目の会議からまだ3週間ほどしか経っておりませんが、よろしくお願いいたします。本日は報告2件と議事が2件となっていますのでよろしくお願いします。

前回欠席となっておりました石崎委員が今日出席しておりますので、皆さんに一言お願いします。

石崎委員

第1回目の会議には欠席となり申し訳ありませんでした。何も分からない私ですがよろしくお願いいたします。

報告事項

第3回穂別自治区町民大運動会について(開催結果報告)

事務局

第3回 穂別自治区町民大運動会が8月23日に穂別小学校グランドで開催され、昨年より150名ほど多い600人の町民が集い、盛り上がった運動会となりました。Aブロックでは、柏会が優勝、明穂、豊和、共和の順、鵡川からも1チームオープン参加しました。Bブロックでは、栄和が優勝、富内、緑ヶ丘、双葉の順でした。

今回は鵡川中吹奏楽部が演奏で競技中の選手を応援する中、大変盛り上がった大会となり、町長からも「このぐらい盛り上がるんだったら、鵡川からももっと参加が増えるのではないか。鵡川でもかつては大漁旗をなびかせて盛んにやっていたことがあり、復活待望論もある。」との話もありました。経費は50万円の交付金で執行されました。

質疑

なし。

その他

事務局

5月から全国的に新型インフルエンザの蔓延が心配され、むかわ町においても情報収集を目的とする連絡協議会を設置しておりましたが、鵡川高校で1名の感染者が発生し、8月27日に対策本部を設置して予防啓発対策と状況把握に努めてきました。苫小牧では南高や明徳小、錦岡小・中、沼ノ端中、苫工専などで次々と感染者が見つかり、町としては集会行事の中止・自粛を求めることを決め、敬老会等が中止となっております。敬老会は記念品を送り届ける方式でお祝いすることとなっているようです。

また、保育園でも運動会がこれからありますが、基本的には中止する方向ではなく、体調不良者は出席を自粛させたり、マスクを着用したりする感染防止対策をしながら、雨天時の体育館開催でも実施する方向で考えております。

医療機関も現在は事前連絡をして頂ければ全機関で受け入れすることになっておりますので申し添えます。

質疑

  • 事前連絡はどのような時にすれば良いのですか。
    • (事務局) インフルエンザに似た症状がある場合は、一般患者と隔離する必要があるため事前連絡をすることになっています。
  • 学校ばかりの情報だが、一般患者はいないのか。
    • (事務局) 私のところに一般の情報はない。ないということはおそらくいないのだと思います。患者の家族等についても勤務や外出を自粛させるなどしているので、役場でも一部そうさせたので一般からの発症はないと思われる。ただ、あまり過敏になるのも善し悪しなのでその辺が難しいところです。当面は行事や施設関連の対策となる。
  • 10月2日には高齢者の運動会ある。穂別地区に鵡川地区も入ってやる。学校行事も、修学旅行など心配。今後も色々な情報に留意願いたい。

協議事項

第2期穂別地域協議会の進め方について

事務局

前回の会議で今後の進め方について事務局で大まかな考え方を示すよう指示がありましたが、具体的な考え方は皆さんで決めて頂く形でなければいけませんので、前期委員の取組状況を別紙の通りまとめてみました。これを参考に皆さんの考え方をまとめて頂きたいと思います。

地域協議会の柱は住民自治の強化と住民協働の推進、そして特色ある地域活動の促進になるんだと思います。この柱に沿ってこれまで課題として検討されたこと、そして、その課題に対して協議会として提言に至ったことについて整理してみました。この中で提言事項欄について記載のあることについても完全な解決策ということではなく、その時点での協議結果を形にしたものであります。それぞれが結構重たいものもありますので、提言できることはどんどん提言してまた考えるという方式ですので、解決済みというものではありません。その辺のことも考えて、バランスで行くのか、内容で進めていくのかご協議を頂きたいと思います。

質疑・意見

  • 前期委員の反省では話しにくい雰囲気があったというものもありましたし、会議の持ち方としては、午後7時に始めた場合、遅くても午後9時までには終わりたいと思います。基本的には90分程度と考えたい。会長が議長となって進めることになっているが、あまり堅苦しくしない方向で進めたい。穂別の生活を良くするための検討課題ということで考えたい。先ず、前期委員から引き続いて委員となっている方からご意見を伺いたい。
  • 整理の仕方としてはこれで良いのではないか。ここで整理されたものの内、第2期委員として取り組めるものからやれば良いのではないか。話ができるものでないと前に進まないし、いきなり重すぎても困る。先ずは話のできる話題で進めるべき。
  • 上野委員と同じ。景観についてはレンギョウ植えもしたし、もっと継続してやって頂ければ良い。
  • 23ページの整理で良い。色々な課題あるが、第2期委員の目で見て不足する課題を追加して、その中からテーマを絞って行く方向で良いのではないか。
  • 前期の経験からすると、話しやすいテーマから進めるべき。あまり難しいものだと参加しにくいし、参加しないと話が見えなくなってますます出席しにくくなる。今期は、できるだけ出席するようにしたいのでそうした方向で考えて欲しい。
  • 自分から話せる内容だと参加しやすくなる。景観に関しては仕事柄からも関わっている分野なので、今後とも個人レベルでも継続して取り組んでいきたい。
  • 引き続き委員となった方から意見を頂いたが、新委員となった方からも意見を頂きたい。
  • 公共施設の再編というテーマが気になる。どんな施設が対象になっていて、今は全く使われていないものもあるのか。その辺が知りたい。
  • 公共施設の有効活用は大事な問題。体験館はリピーターを呼べるものになっていない。リピーターが来るようでないと、人口も減っており、新規開拓は無理なので、やはり、リピーター確保が絶対に必要。あと、せっかく地球を名乗っているのだから「エコ」に着目した施設づくりを行うべき。例えば屋根全体にソーラーシステムを取り入れたり、インターネットを通して色々な情報が入手できるようにして最新の情報が得られる施設にするなどすると、学校の自由研究にも使えて来館者が増えるのではないか。今、エコ関係は色々な補助金も確保されているのでチャンスなのだから検討すべき。
  • 私は1期目の積み残しからつぶしていくことで次に波及していくこともあって良いのではないかと思う。大きく見ると医療やその他を含めて安心して暮らせる環境整備を検討すべきと思っている。次のテーマが見えるとそれまでに委員としても勉強もできるのでそうして欲しい。何でもコスト主義でいくと何も残らなくなるのではないか、その辺は行政からの情報がないと判断できない。
  • 和泉小学校の使い途が気になっている。放置されると直ぐに壊れていくだけなので早急に対応すべきではないか。あとは、観光面でもう少し力を入れるべきではないか。例えば1流の芸能人を呼んで毎年やっていくと必ず話が広がっていくのではないか。そういう活性化を検討していくべきではないか。
  • 私は医療が一番心配。今のままではどうなっていくのか大変不安です。
  • 私も観光に力を入れてもっと穂別に来てもらいたいと思っている。観光策についてもっとまとめていく方向性が必要ではないか。体験館もあるが、冬場の目玉がない。キャンプ場にせっかく来て頂いた方を穂別地区に呼び込む誘導策がもっとあって良いと思っている。個人的には農産物の直売所をやっているが、そこでも、毎年新しい商品やものをできるだけ提供するように努力している。その辺の工夫があるのか伝わってこない。それから、中山間事業で道路端の草刈りを行っているが、鹿の出没対策としても草を刈ることによって鹿の確認が早くでき、事故防止にもなるので考えて欲しい。北海道ができなければ自治会対応など検討すべきではないか。車の事故被害も結構あるので。
  • 余談だが、実は、今月2日に私も車で鹿にぶつかってしまった。皆さんの意見をまとめると、先ず1期目の課題でもう少し課題解決できそうな部分で検討してみる。今までに出た重要な課題としては、医療、福祉、公共施設の再編活用、道路を含めた景観、穂別の特産、観光などがある。今あるものの有効活用も大事な視点。夏はマラソンがあったり、流送まつりがあったりするが、地域のイベントがない。もう少し1期課題でやってみたいという意見はないか。今日は課題発掘してみたい。
  • 先ほどもいったが、エコに着目した取り組み進めるべき。風力発電は穂別には向かないのか。
  • 風力発電関係は日本に業者がいないため、故障してもコストが高く付くそうだ。ソーラー関係は日本の得意分野なので良いのではないか。
  • 体験館は元々赤字で町の補填で成り立っているので新たな投資は無理ではないのか。アースギャラリーもすっかり空いてしまった。施設の老朽化もあるし、内容が古いのでお客は来ない。
事務局

体験館の直接収支と地域への波及効果を含めた検証が求められている。2年前にコンサルに見てもらったが、「本物志向の時代では通用しない。」との評価だった。もし本当に波及効果がないのだったら要らない施設となってしまう。それで良いのか、穂別地域としての議論をしなければいけないし、それじゃあそれに替わる施設が必要ないのか、それはどういった施設なのか、その辺の前向きで積極的な議論も必要ではないかと思っている。

  • 体験館がなくなれば観光の目玉が何もなくなる。お客さんを連れて行ける場所がなくなってしまう。
事務局

要らない施設ではないことは明らか。しかし、リニューアル或いは活用法策について検討がされていないだけではないか。このままではどんどん減っていくだけ。

  • 今は、お金のかからないところにみんな行っている。
  • 体験館は旧態依然のまま。
  • もう宇宙の時代に向けたものが必要ではないか。暑い・寒いはもう十分。もっと色々な情報が得られるようなものにならないのか。暗闇の部分は個人的には良いと思っている。単純に経営的に考えるとなくても良い。でも、まだやれることがあるのではないか。
  • 展示内容のリニューアルもあるが、要は町外者が入らなければ成り立たない施設。キャンプ場のメニューの中に地球体験館の位置付けが必要ではないか。
  • キャンプ場もそうだが、色々なパック旅行あったが継続されていない。
  • 高齢化なんだから、体験館に行くような層がどんどん減って行く。最初の頃は「こんなに来て良いの?」と思うくらい来ていた。
  • 人間は直ぐに飽きるもの。ズーと同じだったらやっぱり無理。変えていくためには採算ベースが必要ではないか。
  • 今の話は大分中身に入ってきている。これからの進め方を協議しているのだから外枠の考え方に戻すべき。第1期の積み残し課題の中で次回協議すべきものを決めましょう。事務局でまとめたもので行くと、「住民自治の強化」部分については、行政側からの資料を求めて検討する必要あるが、「特色ある地域活動」部分については、今皆さんがもっている考え方を元にどんどん協議していって良い分野であると思う。
  • 公共施設云々とあるが、公共交通を考えるためにも資料が欲しい。
事務局

公共交通関係については、先日会議で決まったところ。皆さんに報告するべきだったが資料提供が遅れた。10月1日実証実験開始に向け11日から地域に説明にも入る日程も決まっており、あとで資料提供する。正式な運行は来年4月1日からとなる。

  • 良くなったのは1日券ができて、乗り継ぎの場合負担が減ったこと。穂別地区では細かい調整がされているようなのでうまくいっていると思う。

その他(フリートーク含)

  • それでは次期会議の日程・内容については、先ず勉強をすることから始めることとし、公共施設の活用と景観等地域の特色ある活動推進についてを課題としたい。
  • 住民意見の反映としての優先順位もあると思われるのでその辺を示して頂きたい。我々が知らないだけで結構進んでいることもあるはずなので示して欲しい。
  • 地球体験館の現状と建設当時の経済目標等との比較もしてみたいのでその辺の資料提供及び説明をお願いしたい。また、町の財政上見えない部分例えば人件費部分が職員費に一括されている部分もあるのでその辺の数字と入場料収入の推移など収支に関わる数字を示して欲しい。あとアースギャラリー関係も示して頂きたい。又廃校の跡活用についても具体的な検討経過を示して頂きたい。
  • 商工会としてはもう既にあきらめている部分もある。全く別の視点からの活用も含めて検討できるのではないかと思っている。
  • 日程については稲刈りもあるし、農家も大変とは思うが15日としてよろしいか。○○委員いかがか。
  • 稲刈りが終わる頃かと思うが、稲刈りが終わっても色々と作業はある。暇にはならないが何とかなると思うのでそれで結構です。
  • それでは日程は、10月15日(木曜日)とし、日暮れはどんどん早くなってきているが、午後7時からのままでよろしいか。
  • 午後7時からにしてください。
  • 分かりました。他に意見がなければこれにて終了いたします。皆様お疲れ様でした。

次回協議会開催予定 10月15日(木曜日) 19時から